ハリー・ポッターのドラマ化が決定!期待と不安!ポリコレ配慮も?

初恋はハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンでした。

 

どうも、ネロです。

 

この度、正式にハリー・ポッターのドラマシリーズの制作が正式に決定しました。

 

以前から度々うわさ話レベルで話題となっていたこのドラマ版。

 

僕も半信半疑な気持ちでこのニュースを追っていましたが、2023年4月にHBO MAXから正式に制作決定のアナウンスが…!

 

今回の記事では、そんなドラマ版ハリー・ポッター制作決定について記事にしていきたいと思います!

 

原作に忠実?時間をかけて描かれるドラマ版

訳)ホグワーツからの招待状が届きました。Maxはハリー・ポッターのドラマシリーズの制作を正式に決定しました。伝説的原作を忠実に描きます。

 

こちらのツイートにて正式にドラマ版の制作がアナウンスされています。

 

記事執筆現在分かっていることを簡単にまとめると以下の通りです。

 

  • 原作全7巻を忠実に再現した作品になる
  • 1シーズンで原作本1巻を描く
  • 10年間に渡る長期シリーズとなる
  • 原作者のJ.K.ローリングも制作総指揮として関わる
  • キャストは映画版から一新される
  • Max(旧HBO Max)にて配信される
  • 映画シリーズ全8作で制作を担当していたデヴィッド・ハイマンがエグゼクティブプロデューサーとして参加?(現在交渉中とのこと)
  • 制作費にはHBOが手掛ける人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」と同程度の1億2500億ドルが投じられる見込み
  • 配信は2025年〜2026年の見込み

 

まだまだ情報は断片的ではありますが、見た感じ「できる限りファンが望む形のドラマ版」を製作しようという意思が感じられます。

 

原作者のJ.K.ローリングが製作に関わることに加え、映画のハリポタシリーズで制作に関わっていた人もドラマ版には参加しそうなので、原作や映画で持っていたイメージを壊さないものになるのではないかという印象を受けました。

 

そして、HBOで高い人気を誇る「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズと同程度の予算が組まれるという点も期待できます。

 

僕も「ゲーム・オブ・スローンズ」は大好きで、全エピソードを見ていますがクオリティはいわゆる映画レベルを凌ぐほどのものです。現代の技術で高い予算をかけられるのであれば、質の高い作品になることは間違いありません。

 

さらに、1シーズンで原作1巻分を描く内容になるということで、映画では描かれなかった原作の細かな部分も詳細に描かれることが予想されます。

 

僕は映画版のハリー・ポッターも大好きですが、やはり物語が複雑になっていく終盤の作品については描ききれていない部分も多いな…という感想を持っています。

 

ドラマ版でじっくりと時間をかけて描くハリー・ポッターならば、複雑なストーリーもよりわかりやすく丁寧に描けるのではないかという部分でも非常に楽しみです。

 

期待な気持ちもあるけどやっぱり不安!!

 

新たにドラマ版が作られるということで、やはり期待する気持ちはあるものの…

 

不安な気持ちの方が強いです。

 

僕はハリー・ポッターの映画や本と一緒に成長した世代ですので、作品に対する愛はかなり強い方だと思います。

 

そんな僕がなぜドラマ版に対して不安な気持ちを持っているのかというと…

 

そもそも作り直す必要があるのか?という気持ちが非常に強いからです。

 

映画版のハリー・ポッターではたしかに時間の都合上原作では描ききれていない部分も数多く存在します。

 

ただ、それでも既に存在する映画版のハリー・ポッターこそが真のハリー・ポッターなのです!!

 

ハリー、ロン、ハーマイオニーを演じたダニエル、ルパート、エマこそがまさに僕たちがイメージするハリー・ポッターの主人公なのです・・・!

 

それだけではありません・・・!マルフォイだってハグリッドだってスネイプだってマクゴナガル先生だってシリウスだって…とにかく映画版の役者たちは皆まさに完璧なキャストだったんです。

 

日本では原作が大ヒットした1年後くらいに映画版が公開されることになったと記憶しています。(小さかったのでうろ覚えですが…)その為、映画と原作を並走するような形で読んだ・鑑賞したというファンは非常に多かったのではないでしょうか。

 

その為、僕は原作を読み進める時にも映画版のキャストを頭の中で描きながら読んでいたので、まさにあのキャストたちこそが実写版の正解として脳が認識していたのです。

 

だからこそ、どれだけ素敵なキャストをドラマ版で集めたとしても、僕としては何かが違うと感じながら鑑賞することになる気がしています。

 

映画版だって細かな不満なんかはもちろんありますが、何度も繰り返し見た思い出の映画たちなので、もう不満とかあったとしても大好きな作品には変わりありません。むしろそれ以外を受け付けられない体になっているとすら思います…。

 

その為、既に完璧な作品があって、作り直す必要はないのになぜ?という気持ちは少なからず持っています。

 

本当に本音を言うと、舞台化され高い人気を誇っている呪いの子を映画のオリジナルキャストを起用して作って欲しいという気持ちの方が強いです。そしてファンタビもしっかり完結させて欲しいです…。

 

過剰なポリコレ配慮を心配する声も・・・

 

昨今の映画業界で話題になることも多い「ポリコレ」に関する心配もドラマ版ハリー・ポッターには存在します。

 

ポリコレという言葉自体、日本ではまだ馴染みのない方も多いような気がしますので少し説明を・・・。

 

ポリコレとはポリティカル・コレクトネスの略で直訳すると「政治的な正しさ」という意味になります。特定の民族や人種、性別や年齢、職業や宗教などに対して差別的な表現を避けるといった目的で使われる言葉です。ものすごく平たく言うと、「どんなことにも差別せずみんな平等に!」的な意味になると個人的には思っています。

 

こういった考えから、従来の「ヒーロー=イケメン」という価値観にとらわれなかったり、多種多様な人種や性的指向を持つキャラクターが多く登場する作品が非常に多くなっています。(ディズニー作品は特にその傾向が強いかもしれません。)

 

考え方自体はすごく共感できますし、僕自身そうあるべきだと感じているのですが、昨今の映画業界ではこのポリコレが良くも悪くも話題になることが多いんです。

 

大きく話題になった作品で言うと、実写版の「リトル・マーメイド」が良い例です。

 

アニメ版では白人だった主人公のアリエルを黒人の女優が演じるということで、かなり大きな話題となりました。従来では考えられない、ポリコレを配慮したキャスティングという印象です。アニメ版のイメージが強い分、反発する意見も多く見受けられました。

 

また、今回のドラマ版ハリー・ポッターでも、このようなポリコレを意識した多種多様なキャストが起用されるという噂がかねてから存在しています。

 

特に、ハーマイオニーについては白人以外の有色人種が起用される可能性が高いという予想をチラホラ見かけます。実際に、舞台版の「ハリー・ポッターと呪いの子」では海外でハーマイオニー役を黒人の女優が演じていて大きな話題となりました。

 

やはり、元のイメージが強いほど、違ったタイプの役者が演じることに反発が出るのはある程度仕方のないことだと思います。一方で近年の映画やドラマはこのポリコレを配慮した作品ほど批評家から高く評価される傾向もあり、今後この流れはより強くなっていくのではないでしょうか。

 

例によってドラマ版ハリー・ポッターも・・・という話ですが、心配されるのは過剰なポリコレです。

 

ポリコレ自体を否定する人は少ないと思います。ただ、必要以上にポリコレに配慮したり、安易にポリコレを意識した結果、見る人が違和感を感じる作品になってしまうことが最近の作品では珍しくありません。(ストーリーと配役がマッチしていないなど…)

 

ハリー・ポッターは映画版キャストのイメージが非常に強いので、誰が演じても少なからず反発は起きると思います。ただ、あまりにも違和感を感じる作品や、世界観が変わりすぎてしまうハリー・ポッターにはならないでほしいというのが一ファンとしての意見です・・・。

 

まとめ

 

今回はドラマ版ハリー・ポッターの製作決定についてのニュースを記事にしてきました。

 

僕にとってもハリー・ポッターは思い入れの強い作品で、不安な気持ちも強いんですが何だかんだでやっぱり楽しみです。

 

映画版が好きすぎるので、どんな作品になっても拒否反応は出てしまいそうですが、極論としては面白いハリー・ポッターになってくれればOKなのです。

 

僕が子供の頃に見た映画版のハリー・ポッターがたくさんの夢を見せてくれたように、ドラマ版のハリー・ポッターが今の子供達にたくさんの夢を見せてくれたらいいなと心から思います。

 

今後もこのドラマ版ハリー・ポッターの続報を楽しみに待とうじゃありませんか!!

 

それでは最後に皆さん杖をお手に取ってご唱和ください。新たに制作されるドラマ版ハリー・ポッターにルーモス光よ!!

 

それでは次回をお楽しみに!

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