どうも、ネロです。
今回はディズニー映画、「ズートピア」を取り上げていきます。
その中でも、この映画の「多様性」という部分に注目して書いていきますよっと。
ここ数年で「多様性」という言葉を聞く機会が増えたと感じるのは僕だけでしょうか。
英語で「Diversity(ダイバーシティー)」なんて言い方もしますよね。
十人十色なんて言葉があるように、世の中には本当に色々な人がいます。
肌の色や、話す言葉の違う人。異なる性別の人もいれば、自分とは全く違う考えを持っている人もいます。言い出したらキリがないっすね。
そんな様々な人が混在する社会の中で僕らは生きているわけですが、時折他者を認めることができずに揉め事が起きてしまいます。(ニュースになるような話題だと、宗教や人種、性に関することが多いかな?)
とまあ、どうしてこんな前置きをしたのかと言いますと、本日科学していく「ズートピア」では様々な種類の動物が共生する町が舞台になっているからなんです!
てなわけで、本日は『ディズニー映画「ズートピア」から多様性を考えてみる』というテーマでお届けしていきます!
あらすじ
舞台となるズートピアは様々な動物が二足歩行で歩き皆が平和に暮らす近代都市。そんなズートピアで警察官となったうさぎの警察官ジュディが、キツネの詐欺師ニックと共にズートピアで起こる事件や秘密を解き明かしていく・・・。
ズートピアの魅力
本題である「多様性」に触れていく前に、僕の考える本作の魅力について書いていこうかと思います。
僕がズートピアを鑑賞して感じた魅力は大きく分けて2つあります。(なんかこの言い方就活時代を思い出すな・・・)
1つ目は「キャラクターの可愛らしさ」で、2つ目は「劇中に散りばめられた様々な小ネタ」です。
まず1つ目の「キャラクターの可愛らしさ」ですが、これはもう読んで字のごとく、とにかくキャラクターがギザカワユスだったんすよ。
単純にキャラクターデザインが良いというのもあると思いますが、キャラクターの表情の動きや仕草がイチイチ可愛いくて堪らんかったです。笑
こちらの予告編でキャラクターたちの表情にご注目ください。
表情に注目してみると、キャラクターの一喜一憂を細かい部分まで描いていることがわかりますね。
ディズニーの3Dアニメーション作品は、見るたびにそのキャラクターの精巧さに驚かされます。特に劇場の大きなスクリーンで見るとそのこだわりを感じますね。
そして前述の通り、キャラクターの表情がめちゃくちゃ豊かです・・・!もうこの表情の豊かさは生身の人間では出せないほどではないでしょうか。喜怒哀楽をこんな風に表現されると、やはりグッとくるものがあります・・・!
主人公のジュディは故郷の村を出て大都会のズートピアにやってくるのですが、初めのうちは新しい生活に慣れず落ち込んでしまいます。そのときのジュディの悲しそうな表情を見せるのですが、僕も親元を離れて暮らし始めた頃のことを思い出したよ・・・。あの頃僕は19歳。恋人もいなくて寂しい季節を過ごしていたなあ・・・。あれ?あの頃とステータス変わってない?変わったの年齢だけ・・・?うん、ナチュラルに絶望。
それと、どのキャラクターも動きに躍動感があります。ハツラツっす。
もうね、何度でも言っちゃうけど本当にどのキャラクターも可愛い動きをしてるんですよ。。。
それぞれのキャラクターが、それぞれの動物らしい動きをしていて可愛らしさMAXです。(ウサギならピョンピョン跳ねてるよ的な)
とにかく可愛くて、こりゃグッズ売れるなあ・・・と思わずには入られませんでした(笑)
そして2つ目の魅力として挙げた「劇中に散りばめられた様々な小ネタ」ですが、こちらも忘れてはいけません。
劇中でジュディが使うiPodの中に入っているアーティスト名はどれもモジっていて動物関連の名前になっていますし、アナと雪の女王のアナとエルサを思わせるような象の姉妹が登場したり・・・
もう探し出したらキリがないんですよ!
それに劇中に登場するミスタービッグというネズミのマフィアも完全にゴッドファーザーに登場するドン・コルレオーネのパロディです。
こういったパロディがあることで大人も楽しめますし、公開時はリピーターもかなり多かったみたいです。
ズートピアから考える多様性
さあ、ここから本題いっちゃいます。
可愛らしいキャラクターがたくさん登場するズートピアですが、この作品は可愛いだけではないんです。
様々な動物が共に暮らす町、ズートピア。
そこには小さい動物から大きい動物、そして草食動物もいれば肉食動物もいるんです。
そんな町で差別が起きないわけがありませんね。僕達が暮らすこの社会でも、差別とまでは言わなくても多くの偏見や蔑視のようなものが存在しているのが事実でしょう。
そんな社会の悲しい部分にも焦点を当てて描いているのがズートピアなんです。
ウサギのジュディは小さな草食動物であることを理由に、優秀な成績で警察官になったにも関わらず大きな仕事を任せてはもらえません。むしろ、周囲の大きな肉小動物の同僚たちからは馬鹿にされたような扱いを受けてしまいます。
キツネのニックはずる賢いというキツネのステレオタイプや肉食動物であることを理由に、少年時代にボーイスカウトに入ることができなかったトラウマを抱えています。
そして羊で副市長のベルウェザーは、肉食動物を排除しようと裏で暗躍していました。
これはまさに僕達の住む社会での人種差別や性による差別、そして宗教による差別などを連想させますね。この作品を見て改めて僕達が暮らす現実社会でも多くの差別や偏見が存在しているよなあ・・・なんて考えちゃいました。
それと同時に、多くの人が共に暮らすこの社会で生きていくことの難しさもを痛感しました。
人は見かけで判断されるべきではないし、互いを理解しようとする姿勢が必要なのは言うまでもありません。ただ、それをわかっていても様々な人と暮らすということは決して簡単なことではありませんね。
そんな深いテーマを子供が楽しめるような作品の中に落とし込んでいるズートピアを見て、さすがディズニーだと思わず唸ってしまいました。
こういう作品を子供たちが見れば、間違いなく良い影響を受けますよね。
これから日本もますますグローバル化が進むことが考えられますし、多文化共生社会を生きる若い世代の若者たちにこそ見て欲しい作品なのは間違いありません。
そして、大人にだってこの作品はオススメしたいです。厳しい社会の中で必死に頑張るジュディの姿には元気付けられますし、現代における社会問題を改めて見つめ直す良い機会になっちゃったりしますよマジで。
まとめ
さあ、本日はディズニー映画「ズートピア」を「多様性」というキーワードにリンクさせて考えてみましたがいかがだったでしょうか。
「多様性」なんていう小難しい言葉を使ってタラタラ書きましたが、実際そんなに肩肘張らずに楽しめる作品です!笑
笑えるシーンもありますし、何よりキャラクターたちがメチャクチャ可愛いっす。あーもう可愛いって書くの何回目だろ(笑)
ディズニーランドにズートピアのアトラクションとかもできて欲しいなあ。絶対アトラクションも可愛いやつだわ。
カチューシャとかパスポート入れとかタオルみたいな被るやつとか全部買っちゃう。キッズたちに大人の財力見せつける。笑
それでは最後に最近話題のズートピアコスプレをした美人な台湾人のコスプレイヤーの画像を紹介して終わりにしたいと思います。
こちらの彼女は「小柔seeu」という名前で活躍する方なのだそうですが、えぐい可愛い。
公開当時ネットでも大きな話題になってたんですけど、この年はハロウィンでズートピアコスプレの人とかも結構いたんですかね?こんな可愛い子がいるなら陰キャな僕も渋谷繰り出すますよ、ええ。
なんだか僕の気持ち悪さがにじみ出てきてしまったので、そろそろ終わりにしましょう。
次回をお楽しみに〜。
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