どうも、ネロです。
今回はNetflixで配信されているオリジナル映画、「シエラ・バージェスはルーザー」を科学していきます。
この作品、Netflixを開くとやたらと僕はオススメで表示されたのですが、まず最初に感じたのは、
「あれ、この太めの女の子見たことあるな・・・?」ということです。
それもそのはず、主演を務めるこの女の子はNetflixの色んな作品に出演しているのです。
この女優さんって一体どんな人なの?
ていうか「シエラ・バージェスはルーザー」ってどんな作品?
などに加え、記事の最後にはこの作品のレビューも書いていきますよ!
ということで本日の科学スタートです!!
「シエラ・バージェスはルーザー」ってどんな作品?
☆あらすじ
シエラ・バージェスは成績優秀な優等生。しかし、彼女はいわゆるスクールカーストの下位に属するダサい女の子。しかし、そんなシエラに学校のアメフト部で活躍するジェイミーからスマホにメッセージが届きます。シエラとはまるで縁のなさそうなジェミーが突然シエラに連絡を送ってきた理由、それはジェイミーがメッセージを送っている相手を超人気者のイケてる女子ベロニカだと思っていたからなのです。ひょんなことから連絡を取り合うようになったジェイミーとシエラ。シエラはメッセージを続けていく中でジェイミーのことがどんどん好きになていきます。しかし、ジェイミーはメッセージを送っている相手がシエラだとは気づいていません。ベロニカになりすましたままジェイミーと連絡を取り続けるシエラは、一体どうなってしまうのでしょうか・・・!!
続きましてキャストをチェックしてみましょう。
☆シャノン・パーサー
冒頭でも書きましたが、この人Netflixの作品にめちゃくちゃ出演しているんです。しかも、話題作ばかり!
本国アメリカでの評価が以上に高い「ストレンジャーシングス」や、若者からの支持の高い「リバーデイル」といった現在のNetflixの人気看板番組に出演しているのです。両作品ともにメインの役所ではなかったのですが、印象に残る大事な役柄を演じておりました。女優としてのキャリアをスタートさせたのは2016年で、まだまだ駆け出しの女優さんなのですが本作ではしっかりと主演を務めていますので、今後の活躍が非常に期待されますね。
僕は彼女が過去に出演した「ストレンジャーシングス」と「リバーデイル」の両作品とも鑑賞しているのですが、シャノンの存在感ってすごいんですよね・・・。彼女が演じるのは大きな役柄ではないですし、容姿だって特別秀でているわけではないんですけど、不思議と強く印象に残っているんですよ。うまく形容する言葉が見つからないのですが、彼女が普通の女優ではないことは一度彼女の演技を見てもらえばわかると思います。
そしてこの作品でシャノン演じるシエラに並んでメインキャラクターとなるのがジェイミー役のノア・センティネオとベロニカ役のクリスティン・フローセス。この二人についても少し紹介しましょう。
☆ノア・センティネオ
View this post on Instagram
melancholic observation has just added itself to my list of hobbies. (This is my sad 🐶 face)
実は彼、以前から僕が注目してたイケメン俳優さんなんです。
ノアは数年前(2011〜2014年頃)によくディズニーチャンネルの作品に出演していました。ディズニーチャンネル好きの方でもピンとこない人もいるかもしれませんが、チャイナ・アン・マクレーンが出演してた「カンペキ・ボーイ」のロボットじゃない方のイケメンといえばわかるかな?他にも「シェキラ」や「オースティン・アンド・アリー」、「ジェシー」などのディズニーチャンネル作品に子役時代から出演していました。
最近だとNetflix作品の「好きだった君へのラブレター」への出演や、元フィフス・ハーモニーのメンバーであるカミラ・カベロの大ヒットシングル「ハバナ」のミュージックビデオにも出演しています。(カミラとダンスしてるシーンがすごく微笑ましいのですよ・・・!)他には「フォスター家の事情」という同性カップルとその養子たちの絆を描いた人気シリーズにもシーズン3から主要人物の一人として出演してますね。
ノアはとっても優しい顔立ちのイケメンですね。そのためかこれまでに出演した役柄も心優しいイケメン青年的なのが多いような気がします。笑
「シエラ・バージェスはルーザー」という作品でも爽やかイケメン好青年って感じなんですが、ものすごくしっくりきます。会社で僕はよく「ネロ君はいつも死にそうな顔しているね」と言われてしまうのですが、どうすればこんな素敵な青年になれるのか教えてください。切実に。(迫真)
☆クリスティン・フローセス
今回「シエラ・バージェスはルーザー」を見て一番の収穫だったのはベロニカ役を演じていたこのクリスティンを知れたことですね。なんかもう色々言いたいことはあるんですけど簡潔にまとめるとクリスティン超可愛いです。笑
演技のキャリアを始めたのは数年前からのようで、まだ代表作と言える作品はなさそうだったのですが、今後の出演作はいくつも決まっていて、今後注目の若手女優さんみたいですね。また、モデルとしても活躍しているようで、様々な雑誌の表紙を飾ったこともあります。意外だったのは日本のファッション誌「Numero TOKYO」の表紙を飾ったことがあるということです。笑
#86 今月のカバー・ガール:クリスティン・フロセス | Numero TOKYO editor
上記リンクより撮影の様子などを確認できるんですが、どういう経緯でクリスティンが抜擢されたのか経緯が気になりますね。
また、完全に余談ですが個人的にクリスティンはどことな〜くミランダカーに似ているような気がしています。口元とかは似てないんですけど目元がどことなく面影あるような・・・。笑
そしてクリスティンはHuluが製作する「アラスカを追いかけて」というドラマ作品で、メインキャストのアラスカ役を演じることが決定しています。この「アラスカを追いかけて」は、「きっと、星のせいじゃない」や「ペーパータウン」など映画化もされた作品の作者で知られる人気青春作家ジョン・グリーンによって書かれてます。配信は2020年ですが、「アラスカを追いかけて」でクリスティンがますます出世していくことが予想されます!!
「シエラ・バージェスはルーザー」の感想
ここからはネタバレありの感想を書いていきます。
まあまず、面白いか面白くないかでいうと、面白いの部類に入るのではないかなと思います。
でも、めちゃくちゃ面白いかでいうと、そうではなかったかなあという感じ。
物語の序盤〜中盤にかけてはすごく引き込まれました。
特に、本来であれば仲良くなるはずのないシエラとベロニカが手を組んで、次第に打ち解けていく様子が見ていて楽しかったですね。
この作品を見始めたばかりの時はベロニカってクッソうざいやつだなあ・・・と思っていたのですが、実は意外と庶民的なベロニカの家庭環境や、勉強を教えてもらう中でシエラのことを友人と考えるようになり、他の友人たちがシエラのことを悪く言うのを庇ったり。あら不思議、ベロニカのことが大好きになってしまいましたよ!!
特に印象に残ったシーンとしては、シエラがジェイミーとテレビ電話をする際にベロニカがカメラに映って、シエラの話す言葉に合わせて口を動かしたところです。
シエラとベロニカがとびっきりの笑顔を見せるんですけど、二人の関係が本当に仲良しに変わったって感じられるシーンでものすごく微笑ましかったです。
ベロニカは序盤を除いてそれ以降はずっと良い子でしたね。
それに対してシエラのクズっぷりですよ・・・。
物語が進むにつれてシエラはどんどんやばくなっていきました。
ベロニカがシエラに頼まれてジェイミーとデートするシーンがありましたが、車の下に潜んでベロニカとジェイミーの会話を無理やり聞き出そうとするあたりは闇が深かったですね・・・。
そしてベロニカはキスされそうになったところでジェイミーに目をつぶらせ、シエラにキスさせてあげていましたね。ベロニカマジで優しい・・・。でもジェイミーからしたらあれはマジでえぐい仕打ち(笑)
そして物語が終盤に差し掛かったところで、「ベロニカとジェイミーがキスしたとこ見ちゃった事件」が起こります。
ベロニカはジェイミーがキスされてすぐにジェイミーを拒みますが、シエラは断片的に見たそのキスを裏切り行為ととります。
そしてシエラは勝手にベロニカのインスタグラムにログインして、一番アップしてはいけない画像を投稿するというゴミっぷり。いつでも味方だったはずの親友ダンも呆れ果ててましたね・・・。
そんなわけで終盤に一気に孤立してしまったシエラですが、そこから怒涛の巻き返しでなんか知らないですけど関係を修復していきます。関係修復の描写がほぼ皆無だったのが非常に残念でした・・・。(一応曲作って的なのはありましたけど、あんなにひどいことをした相手に対して、曲作っただけで許すなんて展開ちょっと強引じゃないですかね?ていうかみんな優しすぎですよ・・・。)
百歩譲ってジェイミーがシエラのことを好きになるのは分からんでもないかもしれません。(一応連絡ずっと取り続けてた二人ですから、内面にめっちゃ惹かれてた的なことがあるかもしれないっすからね。)
でもベロニカがシエラを許すなんてことあります!?ベロニカ仏過ぎません??最後はベロニカがシエラとジェイミーのキューピット的な感じになってますし!!
ベロニカは人気者だったはずがシエラのせいでスクールカースト下位に転落してしまいましたし、途中からベロニカのこと好き過ぎて感情移入しまくりの僕はシエラに怒りの感情しかわいてこなかったのでした。笑
あ、でもベロニカが自分の母親に「前のママに戻って」と話すシーンは良かったですね。本当に良い子。ベロニカ可愛いよベロニカ。最後のダンスパーティーで、ベロニカがシエラを見つめ次第に笑顔になる、そしてハグという流れも最高に可愛かったですよね。
ただなぜかベロニカとあまり面識ないはずのダンがシエラとベロニカのハグに混ざってきて「俺達は三人で親友だぜ☆」的なのはただただ謎でした。きっとこれがアメリカ流なのでしょうね。アメリカ行ったことないんでよく分かんないですけど(小並感)
そんなわけで、「物語の締め方があまりにも雑だったためにシエラに怒りの感情しかわかなくなってしまった」というのが僕の感想です。笑
でも物語全体としてみるとそんなに悪いわけではなかったです。ベロニカになりすますシエラを応援したくなりますし、見た目に反して真っ直ぐで純粋なベロニカはただただ最高です。あとはジェイミーが普通に良い奴で見ててホッとしました。笑
まとめ
さあ、今回はNetflixオリジナル作品「シエラ・バージェスはルーザー」を科学してきましたがいかがだったでしょうか。
もうやっぱりね、ベロニカ役のクリスティン・フローセスがただただポジティブな意味で印象に残る作品でしたよ。
あとはジェイミー役のノア・センティネオは例によって優しいイケメン好青年だったので、この作品をきっかけに彼のことが好きになってしまった女子諸君も多いのではないでしょうか?
あとは主演を務めたシャノン・パーサーについて。
役柄的に僕のように悪い印象を持った人もいるかもしれませんが、彼女の演技に関して言えばこの作品でも光っていたと思います。喜んだり悲しんだり、作品の中で様々な感情を見せ非常に存在感のある演技を本作でも披露してくれていたと思います。
本作でもそうですが、シャノンは大人しい優等生タイプを演じることが多いです。なのでぜひ今後の出演作品では明るいハッチャけたキャラクターも見てみたいなあと考えています。
本作で素敵な演技を見せてくれたこの三人の若手俳優/女優たちにあっぱれです。
今後も引き続き彼らの活躍チェックしていきたいです。
それでは本日の科学はここまで!
次回をお楽しみに!
[…] 【Netflix】「シエラ・バージェスはルーザー」を科学する【レビュー】 […]