パパと恋に落ちるまでは面白くない?あらすじや魅力!ママ恋との繋がりも

自分の運命の人は一体どこにいて、いつ出会えるのだろう・・・?

 

どうも、ネロです。

 

誰でも一度は考えたことのある運命の人。今回紹介する「パパと恋に落ちるまで」はある女性が運命の人と出会うまでを描いたストーリー。

 

9年間にわたって放送され人気を集めた「ママと恋に落ちるまで」のスピンオフ作品ということもあり注目度の高いドラマだったんですが、レビューサイトを見ると結構な数の酷評コメントが・・・!

 

そんなわけで今回はディズニープラスで配信されている「パパと恋に落ちるまで」を実際に見た僕が作品の概要や魅力、そしてガチな感想などを書いていきたいと思います!

 

パパと恋に落ちるまでってどんなドラマ?

あらすじ

ニューヨークに住むソフィーはロマンティックな恋を夢見る売れないフォトグラファー。そんな彼女がどのようにして運命の人と恋に落ち、結婚したのか・・・?恋や友情、そして誰の人生にでも訪れるような障壁に悩むソフィーら男女6人を描いたシットコム作品。

 

前述の通り、9シーズン放送された「ママと恋に落ちるまで」のスピンオフ作品となっています。「ママと恋に落ちるまで」では男性が主人公で自身の子供に自分の恋を語るストーリーでしたが、時代を現代に移し男女逆転の物語にしたのがこの「パパと恋に落ちるまで」なんです!

 

なので、ストーリーや作品の雰囲気もかなり「ママと恋に落ちるまで」に近い作品ではあるのですが、主人公のソフィーが自分自身を見つける(自分のルーツを知ろうとする)ような要素はこの作品ならではかもしれません。

 

この手のシットコム作品では登場人物が物語の肝となってきますので、簡単に主要キャラクター6人を紹介させていただきます。

 

☆ソフィー(ヒラリー・ダフ)

ロマンティックな恋を夢見る売れないフォトグラファーのソフィー。アプリを使って良い出会いを探しているものの、素敵な相手には巡り会えていません。母親は恋に奔放な人で、ソフィーは自分の父親を知らないという一面も。演じるのは2000年代にディズニーチャンネルに出演し人気を集めたヒラリー・ダフです。

 

☆ジェシー(クリス・ローウェル)

ミュージシャンとして成功することを夢見て、音楽教師とウーバードライバーをして生計を立てるジェシー。以前付き合っていたメレディスにプロポーズしてフラれた動画がネットでバズってしまい、心に傷を負っています・・・。

 

☆ヴァレンティーナ(フランシア・ライサ)

ソフィーとは大学時代からの親友でルームシェアをする関係のヴァレンティーナ。ファッション業界で働いておりアシスタント・スタイリストをしています。

 

☆シド(スラージ・シャルマ)

ジェシーの親友でルームメイトのシド。医大に通っていましたが、夢を叶えバーを経営しています。彼女のハンナとは遠距離恋愛中です。演じるスラージ・シャルマは2013年のアカデミー賞で多くの賞を受賞した「ライフ・オブ・パイ」に主役として登場していたあの男の子です!

 

☆チャーリー(トム・エインズリー)

イギリス出身で貴族の家に生まれたチャーリー。ロンドンでヴァレンティーナと知り合い、自身の身分も捨ててニューヨークにやって来ました。おぼっちゃまで世間知らずでしたがニューヨークでの生活を通し成長していきます。

 

☆エレン(ティエン・トラン)

ジェシーの義理の妹で離婚をきっかけにニューヨークに越してきたエレン。レズビアンで新たな恋を探しています。

 

ご覧の通り、「ママと恋に落ちるまで」よりも多種多様なメンバーが集まっているのが「パパと恋に落ちるまで」。このメンバーが軸となり、さまざまな出来事が展開されていきます!

 

面白くない?評価が低い原因は

 

「 パパと恋に落ちるまで」のレビューをネットで調べてみると、「思ったよりも評価が低いな」という印象を持ちます。特に海外のレビューサイトでは酷評コメントが並んでいることも・・・!

 

例えば大手レビューサイトのIMDbでは10点満点中5.5点となっており、同サイトでの「ママと恋に落ちるまで」の8.3点というスコアと比較してもかなり低い評価です。

 

スピンオフ作品というのはあまりうまくいかないパターンも多く、ジェニファー・アニストンらが出演した人気ドラマ「フレンズ」も、主要キャラクターの一人だったジョーイを主人公にしたスピンオフが作られましたが、僅か2シーズンで終了となっています。

 

「パパと恋に落ちるまで」も多くのスピンオフ作品と同じようにイマイチなのかな・・・と思っていたのですが、実際に鑑賞し続けてみるとかなり印象が変わりました。

 

僕個人の感想ですが、レビューサイトで酷評されるようなひどい作品ではありませんでした。むしろ、面白いと思います。

 

どうして低い評価になっているのかを見てみると、大体が「ママと恋に落ちるまで」と比べて低い評価を付けている傾向が見られました。

 

僕自身も「ママと恋に落ちるまで」が大好きだったので、「パパと恋に落ちるまで」を見始めた当初は「ママ恋の劣化版じゃん・・・」といった感想を持ちました。特にメインキャラクターたちがあまり好きになれず、ママ恋のメインキャラクターたちの魅力を改めて思い知る形になりました。

 

そういったマイナスの印象が変わっていったのはシーズン1の終盤あたりからだと思います。

 

ドラマを見続けていくうちに、ソフィーをはじめとしたキャラクターたちに段々と愛着を持てるようになってきました。特にシーズン1の終盤はキャラクターに感情移入しながら見ることができるエピソードだったので、まるでママ恋を見ている時と同じような気持ちで見ることができたんです。

 

シーズン2に入ってからもいくつか印象的なエピソードがあり、見始めた時の印象とは大きく変わって「パパ恋面白いじゃん!」と思うようになりました。

 

この手のシットコム作品は見続けていくことでキャラクターに愛着がわきドラマが好きになっていくものです。

 

特に「パパと恋に落ちるまで」の場合はどうしても「ママと恋に落ちるまで」と比較してしまい、相対的に最初の評価は低くなってしまうかもしれません。(どうしてもママ恋のキャラと比較して、パパ恋のキャラを最初から好きになるのは難しいです)

 

それでも、やっぱりドラマを見続けていくと「ママと恋に落ちるまで」のスタッフが作っている作品だな・・・と感じるような部分も多く、見続けていくうちに評価は変わってくると思います。そして、キャラクターにも愛着がわいてきます。

 

「ママと恋に落ちるまで」が好きだった方はぜひ最初の印象で見るのをやめないでほしいですし、「ママと恋に落ちるまで」を見ていないけど「パパと恋に落ちるまで」に興味があるという方はぜひぜひ視聴してみてください。

 

恋や仕事に友情など、誰にでも訪れる悩みの中で前向きに日々を送る男女6人の素敵な物語がそこにはあります!

 

ママ恋と物語は繋がってる?ホリーの幼少期はリジー?

 

前述の通り、「パパと恋に落ちるまで」は「ママと恋に落ちるまで」のスピンオフ作品ですが、物語同士に繋がりはあるのでしょうか?ママ恋ファンとしては非常に気になる話題だと思います。

 

結論から申し上げますと、物語に繋がりはあります!

 

「パパと恋に落ちるまで」は現代(2022年〜)が舞台の作品ですので、2014年まで放送されていた「ママと恋に落ちるまで」よりも8年程度後の物語と捉えて大丈夫です。

 

舞台となるのはどちらもニューヨークなので、ママ恋ファンには馴染みの場所も多く登場しておりファンとしては嬉しい設定になっています。

 

さらに、「ママと恋に落ちるまで」のキャラクターたちも登場しているのです!!

 

ママ恋の舞台よりも少し未来の話になっていますので、キャラクターたちはちょっと大人になっています。思いもよらないところでお馴染みのあのキャラクターたちが登場し、物語の素敵なエッセンスとなっています!

 

なので、「ママと恋に落ちるまで」を見ている方はよりドラマを楽しめます、一方でそういった知識がなくても楽しめる物語になっていますので、ママ恋を見ていない方もがご心配なく。

 

また、主人公のホリーが幼少期を回想する場面では、ホリーを演じるヒラリー・ダフが幼い頃に出演していたドラマ「リジー&Lizzie」のワンシーンが登場するという粋な演出が登場します。

 

「ママと恋に落ちるまで」とは違い、「リジー&Lizzie」は物語として繋がりがあるわけではありません。こちらについてはあくまでも粋な演出という範疇なのかと思います。

 

この「リジー&Lizzie」という作品について少し説明致しますと、ヒラリー・ダフ演じる中学生のリジーが恋や友情に悩む青春ストーリーで放送当初大きな人気を集めたディズニーチャンネルの番組です。(このドラマでヒラリーは一躍スターとなり、2004年には歌手として来日しミュージックステーションにも出演しています)

 

そして「リジー&Lizzie」には、大人になったリジーを主人公にしたリブート作品を作るという企画がありました。しかし、配信予定だったディズニープラスとヒラリーが対立し企画は頓挫。対立した原因は、ファミリー向け作品を期待するディズニープラスと、30代の大人の女性になったリジーのリアルなストーリーを描きたかったヒラリーに意見に相違があった為のようです。

 

そんなわけで頓挫してしまった「リジー&Lizzie」のリブート企画ですが、その後「パパと恋に落ちるまで」にヒラリーが出演することになりサプライズ的にソフィーの幼少期として「リジー&Lizzie」のワンシーンが使われました。

 

「リジー&Lizzie」のリブートにも期待していた僕としては、もしかして「パパと恋に落ちるまで」はリジーの大人になった姿を描いた作品だったりするのか・・・?など考えてしまいましたが、あくまでもそういう位置付けの作品として作られているわけではないようです。(パパ恋にリジーのワンシーンが使われた経緯は、パパ恋制作陣がアイディアとしてヒラリー・ダフに提案したところ「ぜひやろう!」という回答があったのだとか)

 

物語的に繋がりがあるわけではありませんが、「パパと恋に落ちるまで」はディズニー系列で作られている作品なので、ディズニーチャンネルで放送された「リジー&Lizzie」の映像を使うことは権利的にハードルは低そうです。今後も同様のケースは期待できるかもしれません!

 

感想(※ネタバレ含む!)

 

ここからは僕の感想を書いていきたいと思います。ネタバレ含みますのでご注意ください!

 

繰り返しになりますが、正直なところこのドラマを見始めた当初は、「あまり面白くないな」という感想を持ちました。

 

メインキャラクターは皆一癖あるタイプで、大げさな演技やセリフが鼻に付きました。皆一様に癖のあるキャラクターだったので、なんだかごちゃごちゃしているような印象も持ちましたね・・・。

 

「ママと恋に落ちるまで」も皆癖の強いキャラクターたちではあるんですが、バーニーという超変人とそれを諌める4人という構図でバランスが良かったのだと思います。(バーニーは分かりやすく面白いし、マーシャルやリリーは可愛いカップルだし。)

 

なのでシーズン1も途中まではなんとなく惰性で見ていたのですが、その印象が変わって来たのはシーズン1の終盤から。

 

ソフィーとジェシーの関係に進展が見られるか・・・!?となったあたりから面白くなってきた気がします。単純にストーリーが面白くなったのもありますし、それぞれのキャラクターに慣れてきたというのも大きいかもしれません。

 

さらにシーズン2ではソフィーが自分の父親について知ろうとする展開も進んでいき、ますます面白くなりそうな予感です。

 

恋愛模様についてもソフィーとジェシー、ヴァレンティーナとチャーリー、さらにシドと婚約中ながら遠距離のハンナと今後が気になるカップルが多いです・・・!(個人的にはシドの恋が気になってます。なんだか切ない結果になりそうで・・・)

 

キャラクターたちに慣れると、ストーリー自体は「ママと恋に落ちるまで」に良い意味でものすごく近いなあと感じます。誰もが抱えるような恋・友情・仕事などの身近なテーマを扱う等身大の物語なんです。

 

コメディ作品ということで気軽に面白く見れるのですが、身近なテーマを扱っているのですごく共感できる部分も多いですし、思わず涙してしまうような場面も。そういった部分はママ恋と共通する作品の魅力だと強く感じます。

 

また、「ママと恋に落ちるまで」はパイナップル事件やハロウィンで現れたカボチャ衣装の女性・・・といった印象の強いエピソードや各キャラクターに訪れる大きな転機、運命を感じさせる恋など作品の評価を高める要素が多くありました。

 

「パパと恋に落ちるまで」はまだそういった要素は少ないですが、今後はママ恋のように登場してくるのではないかと思います。特にパパ恋の場合、重要なエピソードでママ恋のキャラを登場させるという必殺技を持っているのは強いです!しかも、ママ恋ファンが納得できるような形でロビンやバーニーが登場しているのが良いんですよね・・・。

 

そんなわけで、まだまだ面白くなる可能性を秘めている作品です。そして各キャラクターのことを好きになるにはどうしても時間がかかります。

 

今後何シーズン作られることになるか分かりませんが、できるだけ息の長いドラマとなり多くの人に愛される作品になってくれたら良いなと願っています!

 

まとめ

 

今回は「パパと恋に落ちるまで」を取り上げてきました。

 

日本ではそこまで知名度の高い作品ではないので見ている方もあまり多くないのかな・・・と思いますが、ぜひこの記事をきっかけに見てもらえたら嬉しいです。(それと合わせて、「ママと恋に落ちるまで」も多くの人に見てもらいたいです。本当に素敵なドラマなので・・・!)

 

「ママと恋に落ちるまで」にも言えることですが、コメディ作品でありながら誰の人生にも訪れるような問題や困難も丁寧に描いていることがこのドラマの魅力です。そういった難しい局面に直面するキャラクターたちが、悩む姿や努力する姿は強く心に響くものがあります。

 

もしも何かうまくいかないことがある人にも、きっとこのドラマが日々を頑張る力を与えてくれるのではないかと思います。

 

そして、主演のソフィーを演じているヒラリー・ダフも注目されるようになると嬉しいです。僕は子供の頃にヒラリーの活躍を見て育った世代なので、また脚光を浴びる姿を見るのはなんだか感慨深いんです・・・。(遠い目)

 

それでは、「パパと恋に落ちるまで」が多くの人の目に留まることを願いながら記事を締めくくらせていただきます!

そして、ママ恋のように長く続くドラマになりますように!

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