どうも、ネロです!
今回はイギリスで大ベストセラー小説となり、映画化もされた「Me Before You / 世界一嫌いなあなたに」を科学していきます。
もうね、僕本当にこの作品大好きなんですよ。
好きすぎて本も読んじゃいましたよ・・・。
続きが気になって気になって本を読むのが止まらなくなりました。その結果寝不足で出社して会社でウトウトして上司からメガトン怒られたというエピソードも今では良き思い出。
愛とは何かを模索する夜の子ひつじたちに知ってもらいたいこの作品、魅力を余すことなく紹介です!!
Me Before Youって?
さあ、まずは基本的な部分を解説していきましょう。
Me Before Youという作品ですが、皆さんはご存知でしたか?
実はこの作品、日本での知名度はないのですが、海外ではイギリスを中心に大ベストセラーとなり高い評価を受けた作品なんです。
冒頭でもちらっと書きましたが、2016年には映画化もされており、この作品が高い評価を受けていることがうかがい知れますね。
もともとはジャーナリストだったジョジョ・モイーズという女性作家によって書かれたこの作品。作者であるジョジョはRomantic Novel of The Yearというイギリスの恋愛小説における権威ある賞を2度も受賞しており、かなり高名な作家さんのようです。(恥ずかしながらこの作品を知るまで僕も知りませんでした・・・)
それでは気になる「Me Before You」のあらすじがこちら。
6か月限定で介護職についたルーは20代半ばの家族思いな女性。そんな彼女が介護をすることになったのは事故で四肢麻痺になったウィルという男性。ウィルはかつて実業家で大金持ちの家庭に生まれた御曹司で、人生に絶望し心を閉ざしてしまっています。最初はルーとまともに関わろうとしなかったウィルですが、彼女の素直で実直な性格に次第に心を開いていきます。ルーとウィルの関係はどうなっていくのでしょうか・・・。生きることの意味を教えてくれる素敵な作品です。
どうでしょう?僕の書いたあらすじだとかなりベタなストーリーに見えてしまうかもしれないのですが、自分自身で読んでみても、ネットのレビューを見てもありがちなストーリーだと感じた人はほとんどいないように感じます。
また、イギリスのアマゾンではご覧の通り記事執筆現在において7839件のレビュー数で5点満点中4.8点という驚異的な評価を受けているんです。
ご覧の通り、今回取り上げている「Me Before You / 世界一キライなあなたに」という作品、めちゃくちゃ評価が高いんですよ。
僕は数年前にイギリスに留学していたことがあるんですが、大きな本屋さんにいくと大体この作品が目立つコーナーに平積みされていました。おすすめ感半端なかったっす。
作品の魅力
それでは、ここからは僕の考える作品の魅力をご紹介です。
主人公ルーの成長
この物語の主人公であるルーは、言ってしまえば田舎に住むどこかパッとしない女の子です。
働いていたカフェをクビになり、少しおかしなファッションセンスをして、彼氏との関係もマンネリで・・・
物語の中で等身大のキャラクターとして描かれるルーですが、ウィルの介護をすることでこれまでになかった経験をたくさんすることになります。そして、その経験の中でルーは色々なことを考えるんですね。
特に、生きることに絶望しているウィルの命について考えるルーの気持ちは痛いくらいに読む側にも伝わってきます。
また、全く違う世界に住んでいたウィルとの交流が、それまでパッとしなかったルーに新たな世界を示してくれます。
20代半ばを過ぎると、良くも悪くも自分という人間が分かってしまうような感覚ってないですか?
少しいやな言い方をすると、自分の限界が分かってしまうというか・・・。
そうなると新しい挑戦をするにも腰が重くなりますし、なんだか守りに入ってしまうんですよね。
26歳のルーが、成長して新たな世界に踏み出そうとしていく姿には完全にやられてしまいました。
きっとこれぐらいの年代の人は共感するとともに大きな勇気をもらうことができるんじゃないでしょうか。
ルーとウィルのやり取り
ルーとウィルのやり取りはこの作品の魅力の一つ。
憎まれ口ばかり叩いているウィルなんですが、要所要所で気持ちがこもったというか、愛を感じられるような言葉をルーにかけることがあるんですよ。
それが本当に微笑ましいし心温まるし面白いしほろっとさせられるし・・・。
もうね、いろんな感情溢れてきちゃって完全に感情の渋滞起こします(笑)
この作品はあらすじだけ見ると、ありがちな恋愛小説のようにも見えてしまいます。
でも、ただの恋愛小説以上に深いストーリーなんです。
四肢麻痺になってしまったウィルの「命」というテーマが二人の間にあるからこそ、この物語は深いんです・・・!
それでいて重くなりすぎてしまうことがないのも、これまたこの作品の魅力なんですかね。
(僕は命を扱うお涙頂戴的な作品はあまり得意ではないんですが、この作品は全く違いました。)
二人の会話はさり気ないものが多いですが、「二人の距離が近づいていく様子」や「心がすれ違ってしまっている様子」、そして「互いを思いやる様子」などがものすごく丁寧に描かれていると思います。
ああ、なんかまた読みたくなってきたな・・・(笑)
映画版の紹介
さあ、こちらが映画版の予告動画です。
いやあ〜、マジで美男美女。笑
主演の二人が素敵すぎてこの予告動画マジで何回でも見れる。
お似合いすぎて鳥肌たちます。笑
小説原作の映画あるあるですが、やっぱりカットされているシーンも多いですし心情の描写も正直物足りないと感じてしまったりはします。
それでもルーとウィルがイメージ通りすぎだったので全然満足しちゃいます。
特にルー役のハマりっぷりに僕はテンション爆上げっす。
ルー役 / エミリア・クラーク
ルー役を演じている女性はイギリス出身の女優エミリア・クラーク。
とっても可愛らしい女優さんですよね。
おそらく海外ドラマが好きな方は彼女がアメリカの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス役やないかーいと思ったのではないでしょうか。
エミリアは「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス役で、世の男性を虜にしまくっている女優さんなんですよ。
いやもうシンプルにビューティフル。
言わずもがな僕はエミリアのファンです。
(ゲームオブスローンズでエミリアが演じるデナーリスがマジでやばいんすよ。綺麗だしかっこいいし本当に好き。笑)
この「ゲーム・オブ・スローンズ」というドラマでエミリアが演じているデナーリスはドラゴンを操っちゃうというやべー奴なんですが、実際のエミリアはとってもユーモアのあるお茶目な女性のようです。
めっちゃお茶目。こういう可愛くて面白い女性めっちゃ好き。笑
どちらかというと今回取り上げている「Me Before You」で演じるルーは普段のエミリアに近いような役柄かもしれないです。
ウィル役 / サム・クラフリン
そしてお次は女性の皆様、お待たせいたしました(笑)
ウィル役を演じている俳優さんの紹介もしていきましょう!
ウィル役を演じる彼はサム・クラフリンというイギリスの注目俳優です。
う〜ん、誰もが納得のイケメン。
サムは「ハンガーゲームシリーズ」や「スノーホワイト」などの注目作に出演を重ね、着実にキャリアを積んできた役者という印象があります。
ただ、僕としてはサムが「Me Before You」でウィルを演じるのは少し違和感がありました。なぜならサムは若すぎるからです!
イケメンで御曹司って設定には合いそうな彼ですが、小説を読んでいると設定では35歳のウィルを映画公開当時29歳のサムが演じるのには少し無理があるような気がしていたんです。
こちらはハンガーゲームに出ていた頃のサムの動画です。このイメージを持っていたのでサムはやんちゃな印象があったんですよ。
ただ、それはどうやら僕の取り越し苦労だったようです。
予告動画を見ても分かる通りサムはとっても良い感じに大人な雰囲気を持った男性になっていましたよ♡(ウホッ)
また、映画の中では大人な雰囲気のサムですが実際はものすごくユーモアのあるフレンドリーな男性のようで、なかなか面白い写真が何枚も見つかりました(笑)
この3枚は全てルー役のエミリアとの写真なんですけど、息ピッタリすぎるやん!!
二人の人柄がめっちゃ伝わってくるやん!!めっちゃ素敵やん!!お似合いやん!!
もうなんなら二人プライベートでも付き合ったらええやん!!!とエミリアファンの僕は投げやりになってしまったりしちゃうんですが、サムにはイギリスの女優ローラ・ハドックという奥さんと、その間に生まれたお子さんがいるんですな。
そんなわけでスクリーンの中の素敵なカップルは現実世界のカップルにはなり得ないのでした。(エミリアファンの俺氏歓喜、と書きたいところですが、エミリアにも彼氏の噂はいろいろあるんですよね。ぬか喜びの極み!!)
まとめ
さあ、今回は「Me Before You / 世界一キライなあなたに」を科学してきましたがいかがでしたか?
命の意味、大切さを感じる作品です。ルーとウィルの心が通じ合う様子は多くの読者の心をつかむことでしょう。
それに映画版ではエミリア・クラークとサム・クラフリンの素敵カップルにバイブスが高まります。
ちなみに映画版は記事執筆現在アマゾンプライムで視聴することができちゃいます。
バチェラージャパンだけじゃなくて、たまにはこんな作品も見てみてはいかがでしょうか!
本当に素敵な作品なので、小説と映画のダブルでお楽しみいただくことを当ブログではゴリ推しします。
個人的には本当に小説で読んでほしい・・・!続きが気になって秒で読破すること間違いなし。
それでは本日の科学はここまで!
次回をお楽しみに〜!