【Netflix】実写版ワンピースがやりやがった!気になる評価や感想は!?

2023年8月末、Netflixで実写版のワンピースの配信がスタートしました。

 

配信前は不安の声も多く聞かれましたが、いざ配信が始まってみると・・・

 

僕らの予想を大きく覆すような高評価の声がSNSに多く投稿される形に!!

 

ワンピースのような人気作品の実写化は期待も大きくなってしまう分、どうしても良い評価を得るのは難しい傾向にあります。

 

これまでに多くの実写化作品が爆死していく様を僕も見てきました・・・。

 

しかし、この高評価の数は本物だ!!

 

ということで、僕もワンピースの実写版をしっかり視聴致しましたので今回はその感想を記事にしていきたいと思います。

 

僕自身、最近のワンピースはあまり追えていなかったのですが、子供時代からリアルタイムでずっと見てきた世代ですので、原作に対する思い入れはある方です。

 

その為どうしても少し厳しい目で実写版を見てしまうような気もするのですが、果たして満足できるような作品となっていたのでしょうか!!??

 

思いを乗せて、ガッツリ語らせていただきたいと思います!!

 

まさかの実写化!不安の声もあったけど・・・?

 

1997年に週刊少年ジャンプで連載がスタートし、1999年にはアニメの放送がスタートしたワンピース。

 

20年を超えて連載が続く作品ですが、その人気は衰えるどころか年々上がっているようにすら感じます。

 

今では親子でワンピースが好きという人も多く、まさに世代を超えて愛される国民的漫画ですね。

 

アジアを中心に海外での人気も非常に高く、アニメや漫画好きの外国人なら誰でも知っているという印象もあります。

 

そんな注目度の高いワンピースが実写化されるということで、発表当時は多くのファンから不安の声があがっていました…。

 

「ワンピースのキャラっていかにも漫画って感じだから実写化は微妙な感じになるんじゃない?」

 

「あの戦闘シーンを再現するなんて絶対に無理!」

 

「悪魔の実を実写で表現できるわけない!!」

 

こんな感じで、実写ワンピースには否定的な意見も多く出ていたわけです。

 

正直、僕もそう思っていました。

 

しかもNetflixは過去に「デスノート」や「カウボーイビバップ」といった人気作の実写化を行いましたが、お世辞にも成功といえるような出来ではなかったという前科もあるのです。

 

どうせひどいCGの残念なワンピースになるのだろうな、、、とほとんどの方が予想していたのではないでしょうか。

 

しかし、いよいよ配信が近くなったところで公開された予告編動画は、僕らのそんな予想を覆してくれることを予感させました!

 

 

ビジュアルも悪くないし、なんかワンピースの世界観結構再現されてるんじゃないか…!!??

 

そして配信スタート同時に投稿された作者の尾田栄一郎さんのこのメッセージ。

 

 

間違いなく、下馬評を覆すような実写化になっているはずだ!!!

 

僕はそんな期待を胸に実写版ワンピースを見始めたのでした・・・!!

 

ドラマの評価!これは実写化成功だ!!

 

ここからは実際にドラマを視聴しての感想を書いていきます。

 

ネタバレ含む感想となりますので、まだ見ていないという方はご注意ください。。。

 

まず一番最初に言いたいのは「普通に良かった、面白かった」という感想です。

 

ワンピースの実写化なんて絶対に無理と思っていたファンの予想をしっかり裏切ってくれました。

 

奇跡の再現度!漫画そのままのビジュアル!

 

ビジュアルは配信前の予告動画を見た時から期待できそうだと思っていましたが、よくもまあ漫画のビジュアルをここまで実写で再現したなと感心してしまいました。

 

 

ルフィの格好なんかも一歩間違えたらマジで情けないコスプレみたいになってしまうと思うんですが、絶妙におかしくならないレベルで再現できていたと思います。

 

単純に漫画の世界そのままのキャラクターも多かったです。特にレストランバラティエのゼフはマジで漫画の世界から抜け出したかのような再現度。

 

 

実際に見るまでは想像もつかなかったバギーの実写版なんかも「まさに正解」って感じのビジュアルでした。

 

 

それでいて日本語吹き替えの声はアニメと同じ声優さんたちなので、集中して見ていると実写版を見ていることを忘れてしまうほどでした。

 

 

ウソップの鼻は長くないし、サンジの眉毛はくるんとしていない、、、なんていう特徴は再現されませんでしたが、違和感を感じることなく見れました。(鼻長くないのにちゃんとウソップに見えるのすごくない??笑)

 

原作リスペクトが感じられる脚本!

 

肝心のストーリーは時間的な制約もありかなり端折られていました。

 

それに伴ってストーリーの変更もありましたが、ほぼ原作に忠実だった印象です。

 

ドラマ版オリジナルな部分はルフィのおじいちゃんガープが早々に登場したり、コビーとヘルメッポの活躍が随所に加えられたぐらいだったような、、、

 

 

1話大体1時間、それを8話で旅の始まりからアーロンパークまで描き切ったのはシンプルにすごいなと思いました。

 

端折ったりオリジナルな部分が追加されたりしても、原作に忠実な印象を残したのはきっと作り手に原作愛がちゃんとあったからではないでしょうか。

 

物語の肝となるようなシーンはちゃんと残っていましたし、それぞれのキャラクターの「らしさ」が失われることなく作品へのリスペクトがものすごく感じられました。

 

なによりも、ファンが考える「こんなのが見たい!」「このシーンはちゃんと残してほしい!」みたいなものがちゃんと形になっていたんですよね。

 

ドラマ化にあたっての変更点がありつつも、ちゃんとワンピースだった部分は大きく評価されるべき点だと思います。

 

違和感のない戦闘シーン

 

悪魔の実の能力者をはじめ、超人的な戦い方を見せるキャラクターが多く登場するワンピース。

 

ゴムゴムの実やバラバラの実なんて絶対再現不可能でしょ、、、と思っていた時期が僕にもありました。

 

しかし、今回のドラマを見てその違和感のない戦闘シーンには本当に驚かされました。

 

今のCGの技術って本当にすごいんですね、、、

 

戦闘シーンで違和感を感じる場面はほぼなく、それぞれのキャラクターの持ち味がしっかりと活かされる形となっておりました。

 

CGがすごいだけではなく、サンジ役のタズ・スカイラーが1日8時間トレーニングしていたとか、ゾロ役の新田真剣佑の腕がめちゃくちゃ仕上がってる部分を見ると、技術陣だけではなく役者含め作り手みんなが真剣に取り組んだ作品なんだと感じました。

 

まさにワンピース!と言わしめる素晴らしい戦闘シーンの連続は、間違いなくこの作品の魅力です。

 

残念だったポイント

 

前述の通り、作品に対しては非常にポジティブな感想を持っているのですが、100点満点かと言われると少なからず不満はあります。

 

今後続きが作られることに期待しながらも、あえて残念だったポイントも紹介していきたいと思います!

 

端折られてしまったストーリー

 

原作を知っている方なら誰でも感じたと思います。

 

端折りすぎて大事な部分が無くなっとるやないかい!!

 

前述の通り、時間的な制約の中でも肝となる部分はしっかり描き、うまくまとまっていた今回の実写版ですが、ファンの方なら誰しも「ここは描いて欲しかった…」という部分もあったのではないでしょうか。

 

オレンジの町で亡き飼い主のペットショップを守ろうとしたシュシュのエピソードや、ウソップ海賊団の子供たち、ウソップを庇って自分の手を刺したナミ、僕のお気に入りキャラクターのジャンゴなどなど…。

 

ドンクリークはほぼ丸ごとカットだったので、ギンがバラティエにただご飯食べに来た人になったのはちょっと笑いました。

 

端折ってる部分が多いと、やはり原作を読んで胸が熱くなったシーンが少し薄くなってしまった印象は否めなかったです。

 

個人的な意見ですが、、、

 

サンジの「クソお世話になりました」とか、ナミの「たすけて」は、原作を読んだ時ものすごく胸が熱くなったんです。でもその時のような心が揺さぶられる感覚は今回の実写版ではなかったかな…というのが正直な感想です。

 

改悪?微妙に変わっているストーリー

 

基本的には原作に忠実なんですけど、改変してる部分もそれなりにありました。

 

気になる改変っていうのは少なかったんですけど、「え、そこ変えちゃうの?」という部分も。

 

ナミの過去をノジコから普通に聞いてしまうルフィ。ナミの真意を全く気付かず唾を吐き捨てるノジコ。殺されてしまったメリーさん…などなど。(メリーは殺す必要なかったやろ!!!)

 

SNSでも書いてる人が多かったですが、、、ナミの過去を何も知らないルフィが過去にとらわれず仲間だと信じるナミを助けるって設定が良かったのに、ノジコから過去の話を聞いちゃったら台無しなんですよね…。(こういう繊細な描写がカットされるのはいかにもハリウッド的な描き方なのかも)

 

細かな改変でモヤっとしてしまう部分があるのは、漫画実写化作品では仕方のないことかもしれませんね。。。

 

イメージと違うキャラクターも

 

これは言い出したらキリがないかもしれませんが、イメージと異なるビジュアルのキャラクターもいました。(全体的に見るとものすごく再現度は高かったんですけどね、、、)

 

ちゃんと原作のイメージに寄り添ってキャスティングしてよ!と思わずツッコミたくなるくらいかけ離れたビジュアルに驚かされたりも…。

 

主要キャラについてはちゃんとしたキャスティングだったのが救いですが、イメージと違う人選は作品の雰囲気すら壊しかねません。

 

出番の少ないキャラクターであっても妥協せずにキャストを選んでくれることをファンとしては望みたいんですよね。

 

そしてこれは少数意見かもしれませんが、ナミのビジュアルはちょっと違和感を感じました。。。

 

ナミを演じるエミリー・ラッド自身はすごく綺麗な女優さん。ナミにイメージも近いような気がするのですが、髪型に何となく違和感が、、、

 

もっと自然なオレンジ色で良いように感じたし、もっとツヤのあるサラサラの髪の方がしっくりきたと思うんです。(確かに海にいたら髪はパサパサになるだろうし、リアルといえばリアルだったんですが、、、)

 

 

ナミに限らず、実写化となれば思い入れのあるキャラクターに対して「もっと〇〇の方が…」というのはやはり出てきてしまうものですね。

 

まとめ

 

今回の記事では実写版ワンピースについて、実際に見た上での良かった点、悪かった点を書いてきました。

 

悪かった点でも色々と書いてしまったんですが、僕が抱いた作品に対する評価は決して低くないです。

 

純粋に面白いドラマとして楽しめましたし、原作のように長く続く作品になってほしいなと思っています。

 

まだまだこの先に待っている面白い、泣ける、最高な物語を知っているからこそ、実写版ではどう描かれるのだろう・・・?想像しただけでワクワクが止まらなくなってしまいます!

 

記事執筆現在ではシーズン2に関する正式なアナウンスはまだありませんが、すでに脚本は完成しているという噂もちらほら。(シーズン2はアラバスタ編にも突入すると思うのですが、チョッパーの過去編とかどんな感じになるか本当に期待しかないです・・・!ビビの実写も本当に楽しみだし、何と言ってもMr.2の実写もどんな感じになるか楽しみすぎます。笑)

 

今後の展開を楽しみにしながら記事を締めくくらせていただきます。

 

最後に一言だけ言わせてください。

 

ワンピースの実写版は、海外での漫画作品実写化の歴史を変えたのかもしれません!!

 

それでは次回をお楽しみに!!!

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