日本人が話す英語って、なんだかカッコ悪いな・・・て思ったことはありませんか?
どうも、ネロです。
本日は将来ビジネスで英語を使ってみたいと考えている人や、現在進行形でビジネスで英語を使っているという方に「発音の大切さ」を説いていこうという記事でございます。
日本語と英語は全く違う言語なので、どうしても英語に不慣れな日本人が英語を話そうとすると日本語訛りの強いカッコ悪い英語になってしまいます。
「いやいや、カッコイイとかカッコ悪いとかじゃなくて、とにかく伝わればいいじゃないか!」という論調も確かにあるんですが、それでも僕は皆さんに発音の大切さを伝えたいのです・・・!
約束します。
素敵な英語の発音で話すことは、あなたの人生に大きな変化をもたらします。
そんなわけで本日は、以下の点について書いていきます。
- どうして発音が大切なのか
- 発音を改善するための学習方法
それでは本日の科学スタートです!
どうして発音が大切なのか
綺麗な発音の英語で話せるというスキルは、
仕事をする上であなたをより洗練されたビジネスマンに見せてくれるのです。
英語の発音だけでそんなことあるんかい!とツッコミたくなった方もいるかもしれません。
しかし、僕は自分の体験から上記の点を間違いなく事実だと考えています。
それでは、具体的なエピソードをご紹介しましょう・・・!
☆ビジネスの場
外国人と英語でコミュニケーションをする際には、きっと多くの人がこんなことを考えます。
「うわあ、この人の英語訛ってて聞き取りづらいな・・・」とか、
「おお、この人の綺麗な発音で話すから聞き取りやすいなあ!」などなど。
色んな国の人と話してみるとわかりますが、日本人が日本語訛りの英語を話してしまうように、海外の人もそれぞれの母国語訛りの英語を話します。
世界的にはスペイン語を母国語とする人の英語は聞き取りづらいと言われることが多いです。スペイン人の話す英語ということで、Spanglish(Spanish+Englishでスパングリッシュと読みます)って言葉もあるくらいです。
そうは言っても、もちろんスペイン人の中では訛りの無い綺麗な英語を話す人だっているわけです。
訛りがキツい英語を話す国の人が、綺麗な発音で英語を話すと「おっ、この人違うな!」とか、「おっ、この人できるな!」って第一印象を持つんですよ。
同じように日本人も、海外の人からすれば訛りのキツい聞き取りづらい英語を話す人が多いのは言うまでもありませんね。
だからこそ、綺麗な発音で英語を話す日本人に会うと海外の人だって「ワオ・・・!このジャパニーズイケるやん!」って考えるってことです。
例えば僕の場合ですが、、、
僕は難しい単語はあまり知らないですし、帰国子女ってわけでもないので決してネイティブのように話すことはできません。(いわゆる留学経験者レベルの英語ってやつです)
それでも、発音に関しては学生時代に力を入れて練習してきたので、パッと聞いた感じはめちゃくちゃ英語ができる風なんです。笑
そのせいか仕事で外国人と英語でやり取りすると、「君、英語うまいね!」とか「もしかして海外で生活していた経験ある?」なんて声をかけられることが多いんですよ。それに、本来の仕事の実力以上に評価してもらえているような気もしますね。(なんか得した気分。笑)
そしてさらに声を大にして言いたいのは、日本では年齢が上がれば上がるほど発音が苦手な人が多いということですね。
僕の働いている会社はよくある日本の年功序列企業なので、基本的に「管理職=年齢が高い」です。言い換えると、管理職の中には発音が得意ではない人もいるわけです。(英語自体は得意だけど、発音はイマイチって人はたくさんいます)
僕のような若手社員は知識や経験では年次の高い管理職にはもちろん敵いません。
だからこそ、若手社員にとって管理職よりも綺麗に英語の発音ができるということは武器になるのです。
(打ち合わせの際に上司の発音が伝わらなければフォローできますし、綺麗な発音で話せるから英語のプレゼンを任されるなんてことも全然あると思います。発音が綺麗なだけで管理職が若手社員を見る目も変わってくる場合もありますね。)
つまり綺麗な発音の英語が話せることは、あなたをより洗練されたビジネスマンに見せ活躍の場を広げることができるのです。
発音を改善するには
発音を改善するにはどうしたら良いのか・・・?
色々な方法があるとは思いますが、僕が行なったやり方を紹介します。
- 自分が誰のように話したいかを決める
- 日本人には難しいと言われる発音を重点的に練習
- 海外の映画やドラマを観ながらシャドウイング
僕はこの3つのステップを踏んでかなり発音が上達できたと考えています。
それでは一つずつ説明しています。
1.自分が誰のように話したいかを決める
やはり闇雲に発音を極めるぞ!と思ってもなかなかモチベーションも上がらないし、ゴールも見えてこないと思います。
そこでまず最初に、自分の中でゴールを設定するのです。
この人のように英語を話してみたい!と思える人をまずは決めましょう。
僕の場合は当時よく観ていたドラマ「ママと恋に落ちるまで」に登場するバーニー・スティンソンというキャラクターのように話せるようになりたいと考えました。(特に深い理由はなく、単純に好きなキャラクターだったので選びました)
この人が話すような英語を目指したわけです。
辛くなった時や心が折れてしまいそうになった時には、自分の理想とした人の英語を聞いて「こんな風になりたい・・・!」という思いを奮い起こしましょう。
発音に限らず語学の勉強は果てしないので、こういう憧れや理想は大事だと思います!
2.日本人には難しいと言われる発音を重点的に練習する
英語には日本語には無い発音がありますね。
- VとBの使い分け
- SとSHの使い分け
- LとRの使い分け
- THの発音
ここら辺が日本人が苦手とする発音の代表例です。
ただ、これらの発音を1人でマスターするのは難しいかな・・・というのが僕の考えです。
やはり、しっかりとした発音のできる人にチェックしてもらいながら覚えるのが最短で最善の方法なはず。
僕は大学時代にイギリスへ留学し、語学学校に通っていました。
そこでネイティブの先生から丁寧に指導を受けたことが大きく改善に繋がったのです。
なのでもしも留学に行く予定、若しくは留学中の方は積極的にネイティブや英語上級者に発音を教えてもらうことをオススメします。(また短期留学の場合でも1ヶ月間重点的に発音を練習するとかなり成果はあると思います。日本でも学べる単語や文法に力入れるよりも会話力や発音について学ぶ方がベターです)
留学が難しいという方に勧めたいのはオンライン英会話の受講です。
いわゆるスカイプなどを通じて英語を教えてもらうやつですね。
オンライン英会話であれば月額5,000円程度で自宅にいながら指導を受けることができます。
日本人には難しいと言われる発音ができれば、かなり日本語英語から脱却することになりますので一生懸命取り組んでみましょう!
3.海外の映画やドラマを観ながらシャドーイング
日本語は抑揚が少なく一つ一つの単語をハッキリと話す言語です。
しかし英語はそれぞれの単語に強調する部分が決まっていたり、単語をつなげて読んだりリズムがあったりしますよね。
こういった違いがあるからこそ日本人が英語を話すと、どうしても日本語訛りが強い英語になってしまうのです。
そこで海外の映画やドラマを観ながらシャドーイングを行い、上記のような英語独特のリズムや強弱を身につけて欲しいのです!
シャドーイングとは、映画やドラマのセリフを聞きながら一緒にセリフを読み上げる特訓方法。
- まずは日本語字幕付きで観て内容を理解
- 英語字幕を付けてセリフを復唱してみる
- スラスラと言えるようになるまで2を繰り返す
こんな感じの手順で英語のセリフを音読しまくるのであります。
でも同じ作品ばかり繰り返しやっていると飽きるので、3は完璧に読めるようにならなくても別の作品に移行しちゃってもOK。
僕の場合は最初に設定した理想の話し方をするキャラクターが登場するドラマ「ママと恋に落ちるまで」をひたすら観まくっていました。
このドラマは一話20分程度でサクッと観れますし、シーズン9まで続いた作品でエピソード数も多かったので良かったです。(作品選びのポイントは「自分が好きかどうか」という点に加えて、こういった点も大事になります。)
僕が考えるシャドーイングにオススメのドラマをご紹介。
- フルハウス
- フレンズ
- ビッグバンセオリー
- ワンデイ 家族のうた
- アレクサ&ケイティ
これらはいずれも20〜30分で一話完結のコメディードラマで、日常会話を学べる作品です。
また、記事執筆現在いずれもNetflixで視聴可能な作品なので英語字幕を出すことも可能です。Netflixなら海外でも視聴可能なので、留学中や駐在中の学習にも役立ちますよ!
まとめ
本日は発音の大切さを書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
特に若い世代の方は習得も早く比較的すぐに綺麗な発音で話せるようになると思うので、ぜひ頑張ってみてほしいです!
しかもそれが、社会人になってビジネスの場で英語を使う際に役立ちますよ!
そして最後に僕からのアドバイスを書くと、発音の学習はとにかく楽しんでほしいです。
発音の練習はリズムや音を真似するという意味では、「歌をうたうこと」や「モノマネをすること」に似ていると僕は考えています。(そんなわけで、歌が上手い人やモノマネが上手な人は上達も早いような気がします!)
あまり勉強という意識を持たずに、歌をうたったりモノマネをするような感覚で楽しみながら学ぶことも上達のカギですよ!
それでは本日の科学はここまで!
次回をお楽しみにー!